8/22/2018

DT-1 各種整備


◆YAMAHA DT-1
 ・車両整備

DT−1の作業を進めております。

クラッチハウジングは段付き磨耗。修正しておきました。


クラッチカバーを取り外す前、キックシャフトが軸方向に大きくガタ付いておりました。
シムが前後ともに欠品しており、新品と部品取りを組み付け。
キック軸の上に見えるタコメータードリブンギヤの軸もシムが1枚欠品。こちらも部品取りを組み付け。

1mm程度のプレートですが、とても重要な部品です。分解時は紛失しないように気をつけましょう。



クラッチカバー取り付け。 ゴム部品は気になったので純正中古へ交換。


ピストンピン、ローラーベアリングも消耗してましたので交換。


各部品が揃ったので組立て。



次は足回りの整備。
リヤのスプロケハブ。オイルシールにダメージがありましたので交換。



カラーが1個欠品でハブが軸方向に遊んでいましたが、
欠品と思ってたら、、、別の場所(意味のない所…)に付いてました。

ガタ付きの影響か?、カラーが削れて若干薄くなっていたので、カラー製作。



ブレーキパネルの欠品、ダストカバーも調達。


Fフォークのサブスプリングも届いたので、組立再開。
オイルシール、O-リングは新品へ交換。


フォーク取り付け前に、ステムが気になったので分解。
トップ側のステムレースボールが1個多かったようです…。


ステムレースの磨耗、ガタ付きが見られたので交換。



動きがスムーズになりました!

本来のパフォーマンスがしっかり発揮できるように、正規の状態へ戻していきましょう!




内山




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