1/14/2022

Vespaの修理

 Vespaは触ったことがないので教わりながらやります。


まずは千切れたクラッチワイヤーのインナーを交換していきます。
ワイヤーエンドはボルトでとめるみたいですね。ハンドレバー側でのアジャストがないのでエンドをつける作業でおおまかな遊び量が決まってしまいます。
クラッチ側のレバーとクラッチワイヤー引きながらのボルトの締めが難しいですね。
次にクランクのオイルシールが抜けていないか確認します。
作業はVespaの持ち主カフェ店長がしています。

写真を撮り忘れていましたが、オイルシールは漏れはなかったのですがせっかくなので新しいものに交換しました。

次は効きずらくなったリアブレーキを見ていきます。
ギアオイルが流れ込んでいました。ブレーキシューがオイルまみれじゃ止まりませんね。
機構上シャフトのスプラインから流れることも考えられますし、あり得ることだそうです。こまめな点検が大事ですね。旧い乗り物に乗るってそういうことですよね。
オイルシールを交換してブレーキは綺麗にしました。
反対側に回ってブレーキワイヤーを見ていきます。
アジャスターにしっかりワイヤーが入っていません。それにアジャスターに入る先端の部分が潰れています。
アウターの先の交換とインナーワイヤーの交換、取り回しをストレスのないようにします。
これでばっちりリアブレーキが効くはずです。
Vespaはこれにて終了。何人かで同じ空間で作業するのは楽しいですね。大学時代の朝までバイク触っていた日々を思い出します。

エルシノアの塗装が乾きました。

スポークを組んでいきます。
フロントの分かれるタイプのハブはどこがどこだかわからなくなりますね。
スポークをつけてバランスをとります。
リムは元のものを使うので、バランスとるのが難しいです。

そんなこんなで完成しました。

ハブが黒くなっただけなのに印象がずいぶんと変わりますね。

SL90のフロントフォークをばらして洗浄していきます。
クリップが錆で動きません。
洗浄しました。
インナーチューブが錆びてガイドが外れないので表面を軽くならします。
3つのクリップを外してインナーチューブを再メッキに出します。


若林

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