12/09/2021

CB250 クランクケース開けました。

 前にヘッドを外したところピストンが割れていたCB250の作業の続きをします。

まずシリンダーを外していきます。

シリンダー側に大きな傷が入っているわけではありませんが、ピストンとシリンダーに振れがあるのでボーリングしてオーバーサイズのピストンを入れることになりました。
シリンダーの準備も後程していきます。

右側のピストンはトップリングがピストンに焼き付いています。
左側もトップリングが割れています。
シリンダーに張り付いたガスケットをはがしていきます。大きいOリングも忘れずに外します。
面研したあと、せっかくなので出来る限り外側も綺麗にしておきます。
オーバーサイズのピストンです。もちろん本田技研工業から部品はもう出ません。
それではクランクケースを開けていきます。
まずカバーを外します。
クランクの軸とチェーンでつながったセルモーターのギアです。
セルモーターも外します。
ジェネレーターはボルトを外してロータープーラーをねじ込みます。

逆側のカバーを外します。
オイルフィルターは回り止めの爪を起こしてから外します。
クラッチを外します。
と思ったらすんなり外れない。見てみるとオイルポンプとクラッチバスケット裏から出ているピストンがつながっていました。こんな仕組みでポンプ動かしているんですね。

クランク軸に入るワッシャーは親切にOUT SIDEの刻印で向きがわかるようになっていました。
シフターを外していきます。
スプリングがケースに入り込んで止まっているので、スプリングを外す前に押し込んでシフトフォークごと抜きます。

これで上下に割れそうです。
ボルトをすべて外して、逆さにしてクランクケースを開けました。

残ったシフトドラムを外します。

シフトフォークのピンを抜いてフォークを残してドラムを抜きました。
洗浄面研洗浄します






若林

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