9/01/2022

YG1エンジン下ろすことに

 ガソリンがバンジョーの隙間からにじんできていたので面出します。


アイドリングが突然あがるので見てみるとアイドリング調整のピンがわずかに曲がっていました。アクセル開けたときにたまに一緒にピンも上がってきていたので修正します。

アクセルも重い感じがしたのでばらしてみるとグリス切れです。綺麗にしたのちグリスアップして軽いアクセルになりました。
試乗して仕上げです。

と思ってたのですが乗るとどうもクラッチが滑っています。ギアオイルを変えてみるもあまり変わらず、結局開けてみることにします。
キャブレターとエアフィルターとクラッチワイヤーを外すだけでカバーが開くと思っていました。
そんなに甘くはなく、ステップにマフラーも外さないとケースカバーが外れませんでした。ステップ真裏になべねじが隠れています。
そんなこんなでクラッチが見えてきたわけですが、これじゃぁケースカバーの合わせ面が面研できませんね。そんな気はしてましたが、エンジン下ろした方が作業が速そうです。
とりあえずクラッチを外しました。一枚ずつプレートを確認します。
手が油まみれでほぼ写真は撮れいてないのですが、状態はそんなに悪くなさそうです。スチールプレートに錆が出ているので、それを綺麗にしていきます。
バスケットには段が薄っすらとでてたので、せっかくなので綺麗にしておきました。
こちらの作業の方がメインになりそうなくらい張り付いたガスケットをはがしていきます。その後面研です。
エンジンも降ろして面研します。
ガスケットも切って製作します。明日から雨が続くのでなんとしても今日中に試乗まで行きたいところです。段取り命ですね。
クラッチ組みました。内側のギアに先にはめてからバスケットに入れる仕組みなので、慣れてなくて時間がかかりましたが、しっかり組めました。
いっきにエンジン乗せるまで行きました。まだ外は曇りです。間に合いました。
クラッチワイヤーも一度潤滑剤を流して動きをスムーズにしました。外側の面研もしたので気持ちのいいケースカバーになりました。オイルシール2か所再度シリコングリスを塗って蓋をしました。
クラッチは全く滑らなくなりました。ピストンの動力が駆動輪にしっかり伝わるのがわかる軽快な加速です。


若林。


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