10/06/2017

クルマを買ったことの話①



今年の春ごろ、新しくクルマを手に入れました。
ずっと欲しかったクルマというわけでもなかったのですが、
僕がたまにやる中古車のマニュアルミッション検索に引っ掛かって
出てきたこのクルマが気になってきたわけです。
近年マニュアルミッション車はほんとうに少なくなってきたので、
検索条件のM/Tにチェックを付けて探すと、オモシロい車種にあたることがあります。

この車種でマニュアル!しかも正規輸入前の年式で日本には滅多にない仕様と色、
経済的な貨物車登録という条件もあって、この先こんな車両に出会うことがないなあ。
このクルマがあれば、家族と長距離も色んな所に出かけられる。
もう手に入れたあとの生活がリアルに想像できてきて、
急に、とっても気になってきたんですね。

何度も写真を見返しては、頭がそのクルマでいっぱいになって、
とはいえ、今はとてもクルマを買えるような経済状況ではない。
ただ頭はいっぱいになっているので、たまらず嫁さんに話してみたら、
「そんなに気になるなら見に行ったら?現物見てもしかしたら、
そんなに気に入らないかもしれないじゃん?」
想像だけで悶々としているより、とりあえず行動してみよと
スッキリする解決策をいただきました。

で、愛知まで車を飛ばして行ってきました。


視界が良い、内装がいい、V8の音がいい、色がいい。
嫁さんも顔がほころんでいる。
ただホイールが気に入らないねという意見も嫁さんと一致。

しかし、高い。
今の状況では到底無理。絶対無理。
そのクルマがステキなものということはハッキリしたが、
今度はお金の算段に悶々とする。
やっぱり無理、無理無理。



カッコつけるのはしんどいことだ。
でもそのために頑張るからカッコいい人になる。
そういうプレッシャーを掛けていって、
(=ほら、無理してでも割賦を組み込んで)
耐え抜いたら一皮剥けた自分がいる。
(=払いが終わる頃には、このクルマが似合う自分でいたい)


葛藤が導き出した答えは、自分にプレッシャーを掛けていって自分磨きをしなさいでした。

旧いクルマやバイクとの出会いは奇跡なので、
ビビッときたものは逃してはいけない。
少しの背伸びも自分を成長させてくれるでしょう。
旧いバイクやクルマに乗ることは、生きる上で必要なことではありませんが、
ただカッコええことです。









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