5/08/2016

作業日誌


本日の作業はこちら。



◆MOTO BETA 125
 ・クラッチ分解


BETAは納車間近の試乗段階でクラッチ滑りが発覚...。
部品供給の心配もあり、オーナー様に確認の上、クラッチカバーを開けることになりました。

ほかの車両整備等でなかなか取り掛かれませんでしたが、本日、分解を行いました。




なるほど、こういう構造になっていたんですね。
個人的には、分解して構造を知りたかったので、いい経験となっています。
オーナー様、ありがとうございます。


さて肝心のクラッチの滑りの原因は、フリクションディスクプレートとクラッチスプリングが怪しそうですね。


新品部品やNOSで手に入るのでしょうか??
情報を集めて、何とかしてみます!!


大変お待たせしておりますが、もう少しお時間を頂きたく、よろしくお願いいたします。



内山









5/07/2016

作業日誌


本日の作業はこちら。



◆YAMAHA DT-1
 ・キャブレター調整
 ・試乗


朝一でエンジン始動確認。
ばっちり。安定して回ってくれました。

アイドル不調の原因はインマニからの2次エア吸込みだったようですね。
2次エアを吸込むことで混合気が薄くなり、特に2stは焼き付きの危険性が高まるので注意が必要ですね。



キャブレターを調整して、さっそく試乗。

同じ車両でも個体差があったりするので、
本来のパフォーマンスを発揮しているかを見極めるには経験が必要ですね。


快調に走ってくれるようになりました!

まだまだバッチリな燃調セッティングができず、、、。 仕上げは工場長にお任せしました。
もっともっと経験を積まねばと思う今日この頃でした。


もう少し試乗を行って、膿出しを行います。
オーナー様、もう少々お待ち下さい。



内山







5/06/2016

日曜日は朝ごはんツーリング



8日(日) 朝ごはんツーリングをやりまーす。
朝早く出て、昼までには戻ります。
場所は倉橋。

車種はなんでも、どなたでもOK!


【集合】 
7:30 リプレイ モトサービス
8:10 第二音戸大橋パーキング



ということで、
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お店は11:30からの開店とさせていただきます。

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作業日誌



本日の作業はこちら。



◆YAMAHA DT-1
 ・エンジン腰上組み立て
 ・キャブレター合わせ面研磨


DT-1はエンジンの組み立てを行いました。



新品のピストン、リングで気持ち良くリフレッシュ!


ヘッドを組み付けて、キャブレター、サイレンサーも装着。
エンジン始動確認です。

圧縮も十分! キック時の反動で足をやられそうになりました...。



エンジン始動確認できたのですが、調子がイマイチです。
キャブとインマニの合わせ面に若干のガソリン滲みが見られ、確認してみると、、、


向こう側が見えてますね...。
キャブレターの合わせ面が大きく歪んでいます...。

※取付けナットを締め過ぎると、このように本体が大きく変形してしまいます。
  適度な締付けにするよう気を付けたいところです。


定盤の上でひたすら面研です。
これで大丈夫でしょう!


こちらのDT-1を整備させて頂いていることで、色々と気付かされることがあります。

ちょっとしたことで不調となっていることが多く、
基本的な部分を適切にすることでバイクの調子は維持できるのがわかります。



明日もう一度、始動確認です!




内山

5/02/2016

作業日誌


本日の作業はこちら。



◆YAMAHA DT-1
 ・エンジン合わせ面研磨
 ・シリンダ ねじ山 リコイル作業

腰上OHのDT-1は、シリンダの面研を行いました。


シリンダに気になる箇所がありましたので、修正を行いました。

エキマニフランジを固定するネジ山が飛んでいて、締付けトルクが掛からない状態となっておりました。
ヘリサートを挿入してネジ山のリフレッシュです!




これでバッチリです。


時々、ネジ山が破損してしまっている車両を見掛けます。
ボルトを締めるときにネジ山を掛け違えているのに力任せに締め込むとすぐにダメになります。
特にアルミ材は鉄に比べて強度が弱いので、尚更です。

ネジを締める時は、指である程度締め込んでから最後に工具で本締め。
という基本を心掛けるだけで防止に繋がります。

大切な車両ですので丁寧に扱いたいですね。



GW連休明けすぐにエンジンを組み上げましょう!
オーナー様、楽しみにお待ち下さい。


内山








5/01/2016

関東遠征


4月29日(金)に「Good Oldays」というイベントへ参加してまいりました。

栃木県のツインリンクもてぎで開催される、ビンテージ車両のサーキット走行イベントです。


この度、譲って頂いた車両と初対面。
ずっと憧れていた車両で、テンションも上がりっぱなし。

1950年代初めのイタリアン小排気量 『RUMI 125 Gobbetto』。
フルオリジナルではないようですが、当時のカスタムレーサーといったところです。


軽い車体、シンプルな構造の2st ツインエンジンの軽快な吹け上がり。
50年代のバイクですが、良く走る印象を受けました。


サーキット走行は緊張しまくりでしたが、無事に完走(?)です。


同じクラスでご一緒させて頂いたベテランライダーのブリヂストン。
スタート直後で背中をみて、ゴール直前でまた背中を拝見。
見事に周回遅れとなりました。。。(笑)

とてもカッコ良く、素敵な方でした。



そのほか、雑誌でしか見たことのない貴重な車両が轟音を響かせて走行していました。


当時のレーサーを思いっきり走らせることができるイベント。
オフロードとはまた違った雰囲気・楽しさを感じ、得るものが沢山でした。



一年の間に数回しか走らせることがないレーサー。
しかし、レーサーにしかない魅力があることを体感・実感。
工場長の言葉。 『レーサーを所有する喜び』 というのが分かりました!

つぎはオフロードのレーサーですね(笑)。


関係者の皆様、Bat Motorcyclesの皆様、貴重な経験をありがとうございました。




内山



作業日誌


本日の作業はこちら。



◆SUZUKI TS90
 ・タイヤ交換

エンドレスサマーに初参戦のオーナー様。
オフロードタイヤへの交換です。


ブロックタイヤに換えるだけで、グッと印象が変わります。
楽しみですね!





◆HONDA SUPER CUB C70
 ・エンジン始動性 改善

常連のお客様同士で売買をされた車両。
エンジンの始動性が今ひとつということで入庫です。




点火タイミングがズレていましたので、調整しました。
キャブレターも分解・清掃し、スロージェットの詰まり、油面高さを確認しました。

バッチリ始動性も改善されたと思います。

以前ブログにも書いたと思いますが、良い燃焼には” 圧縮 ・ 点火 ・ 混合気 ”の3要素が重要です。



ビンテージ車両は扱い難い印象をお持ちの方も多いと思います。
しかし、構造はシンプルなので重要なポイントをおさえてキチっと整備してやれば、
気持ち良く走らせることができます。



内山