6/23/2023

ライラック R92

 丸正自動車製造のバイクです。


チェーンのないオートバイ と広告に書いてあった通り、シャフトドライブです。

塗装部品や外装が届いたので組み立てます。

BMWのR50に酷似していますが、キャブレターとエアフィルター間のダクトはアーティスティックなひねりですね。
キックペダルは見慣れない向きにあります。またがったままではかけられませんね。



前後ドラムブレーキです。
スポークはまっすぐな形状です。組む時にニップルとスポークが供回りしないものかと思いましたが、うまい具合に張力でスポーク側が保持されるようです。
シャフトドライブ駆動です。ブレーキパネル側にはオイルが入るようになっています。
エンジン側のドッキング部分はラバーカップリングです。
エンジンの形状上ステップ位置が後ろに下がる分を考慮しているのか、ハンドルが取り付け位置より後ろに伸びています。
ライラックを実際には初めて見ました。
本田宗一郎のアート商会で働いていた人がホンダと同じことをしていたは駄目だと、
シャフトドライブのバイクを作ってのちにレースでホンダに勝つって時代を感じれるいい話ですよね。
そんな話を浜松ポンポン物語で見た記憶があります。

SUZUKI GT750

ヘッドカバーはずすだけで4,5時間の固着っぷり

案の定シリンダーは錆で太ったスタッドボルトで全く抜けないので、少しずつ錆を崩して取り組みます。


若林

ウルフT90 修理

 エンジンのかかりが悪い、アイドリングしない、吹け上がらない。

ウルフT90の修理です。

ダウンドラフトのキャブレター、と言いますが実はダウンドラフトの意味は分かってません。

こちら側のキャブレターはそこまで汚くありません。
でも少し錆がありますね。
もう一方のキャブレターです。
完全に詰まってますね。
洗浄します。

点火のずれも調整して良くなりました。
試乗2日目の一発目またかかりずらく、アイドリングも不安定になりました。
一応タンクも見ておきます。
給油口からみるとすごく綺麗だったのですが、コックには錆がたまっていました。
タンクでカラカラ音がすると思ったら釘が二本、錆取りの際に使って抜き忘れていたのでしょうか。エアーで錆を飛ばしておきます。
キャブレターももう一度ばらして左右洗浄とエアー確認、油面も調べて修正しました。
T90スタイリッシュな上に整備性がいいのが素晴らしいですね。
それでも改善されず。点火を疑います。ジェネレーター錆びてますね。
ポイントもまた荒れているのとポイント裏がグリスまみれになっているのを綺麗にします。
コンデンサも交換して火花でなくなりました。
これでスッと掛かって吹けあがるようになりました。

若林

TM125 納車整備

 TM125の納車準備をしていきます。

モトクロッサーは細部まで砂がたまってますので整備ついでに掃除します。というものの車両の状態はいいので掃除がメインにもなりそうです。

レーサーはバラしていくのも早いものです。
リアのドラムブレーキ綺麗にしてグリスアップします。
タンクも外して綺麗にします。
キャブレターも点検していきます。
バラシて点検
状態は良いです。
エアーフィルターも点検します。
スポンジは専用クリーナーで洗って新しくオイルをしみ込ませます。
ガソリンコックから滲んでます。
ガスケットの交換します。
リア取り付け完了しました。

フロント足回り、その他エンジン点検ありますのでもう少しお待ちください。

若林