バレル研磨された前後ハブにベアリングを圧入していきます。
次にスポーク組とバランスを取ります。38ホールのリムと40ホールのリム、前後違うようです。タイヤをはめてリアにはスプロケットをつけていきます。Hリムの立体間がいいですね。
足回りがひと段落ついたのでフレームにエンジンを積んでしまいます。エンジンが載るとフレームが安定して作業しやすくなります。後ろは短いボルト4本で留めてあるのですが、なかなか狭い空間に工具を入れて締めることになります。キックペダルの組み立てをします。ボールとスプリングでカチャッカチャッと動く仕組みです。
渦巻いたリターンスプリングも取り付けました。
これはタンデムステップです。キックペダル同様折りたためる仕組みなのですが、タンデムステップはゴムの弾性を利用してホールド感をだしています。いまや当たり前の構造ですが、最初に思いついた人発想力すごっ!といつも思います。アルミ部品をウェットブラストして磨きます。主にハンドル周りです。スイッチの取り付けはやっぱり難しいですね。形や取り付け位置によっていろんなやり方があると思います。15分くらい格闘してやり方変えたら一発でつけれたりするので、最善の方法っていうのは必ずあるものですね。数こなすしかないですね。いつもとは順番が前後してますが、ここまで組みあがりました。DTのエンジンをチャンピオンフレームに載せてしまいましょう。
サンドブラストで綺麗にして耐熱塗料で仕上げました。リードバルブのインシュレーターもばらして綺麗にします。
間のガスケットは作りましょう。前回のクラッチやらシフトを点検した方をカバーで蓋をします。キックのリターンスプリングがかかっていることを確認します。
オイルシールは新品に交換します。シリンダーヘッドのガスケットも新品です。
完成したエンジンをフレームに載せます。発電系の部品はまた新しいものをつけますので、ひとまず開けておきます。