5/25/2022

CL72 Type1

CL72Type2をばらしていきます。

その前にエンジンかけてみましたが、片肺になっていました。

火が飛んでなかったのですが、ポイント~イグニッションコイル間の配線が断線してました。修正すると火が飛びました。

バッテリーは充電してみましたが、すぐに6Vまで落ちてしまいますので要交換ですね。

キャブレター、保安部品やら外してエンジン下ろすまで行きます。


ゴム部品がひどく欠損していないのがいいですね。


CBとは違いオフロード仕様なだけあってシングルクレードルのフレームにアンダーガードもついてますね。
ヘッドライトケースにメーターとホーンとライトスイッチがはめ込まれています。
スロットルワイヤーのアジャスト部分が固着してます。これだけ錆びてると折れないか怖いですが無事取れました。
ステップ外してチェンジペダル外します。ステップとエンジンマウントのボルトを使ってエンジンガードがついていました。
クランクケースカバーを外すためにはキックペダルを外さなくてはいけないみたいですが、この固定の仕方を初めてみました。

軸はどうやって抜けるのかわからなかったですが、調べるとどうやらケースカバーにリターンスプリングまでついているみたいですね。スプリング末端は6㎜のボルトで固定なので組む時も簡単でいいですね。

エンジン下ろしましょう。



足回りばらしていきます。
フロントフォークさびてますね。
ステムとの設置面で固着してます。長くなりそうです。
フロントフォークはステムごと抜いて潤滑剤を流し込んでおきます。
その間にスイングアームを外します。
スイングアームのバッチには軽自動車書かれてますね。
フレームだけになりました。バッテリーケース、メインキーステー、エンジンマウントステーがフレームに溶接されています。テールのエンドループが溶接されているのはこれまでのオーナー誰かが施したのでしょう。
ちょっと前進。
日をまたぎ外れました。

そしてエンジン腰上開けていきます。
いやぁタイプ1なんかい
若林

5/11/2022

販売車両の準備

 エンドレスサマーは無事に雨が降ることもなく終わりました。お越しいただいた方ありがとうございました。

YAMAHA YG1をエンジンかかるところまで手を入れていきます。

プラグから火は飛んでるようなのでまずキャブレター見ていきます。

御覧の通りで、ジェットは詰まって固着していました。クリーナーと熱で慎重にばらしていきます。
なかなか一度つけるだけでは綺麗にならず、漬けては細いものでほじっての繰り返し。
綺麗になりました。フロートもパンクしていなくてよかったです。
前期YG1は1次コイルと2次コイルが一体になっているようです。
点火のタイミングを確認します。Iマークがフライホイールの側面につくのでカバーを外さなくてはいけないのですが、カバーを外すためにステップを外さなくてはいけない仕様みたいです。63年ともなれば整備性もそうなりますかね。

初めて見るシフター機構でした。
そんなこんなでエンジンかかりました。4段変速もしっかり入りました。



スズキスポーツM12も1Fカフェに展示されていますが、同様にエンジンかかるまで整備しました。

これからホンダ初の50㏄スポーツモデルのスポカブも整備していきます。

詳細はまた後日。


若林