◆YAMAHA DT-1
・車両整備
DT−1の作業を進めております。
クラッチハウジングは段付き磨耗。修正しておきました。
クラッチカバーを取り外す前、キックシャフトが軸方向に大きくガタ付いておりました。
シムが前後ともに欠品しており、新品と部品取りを組み付け。
キック軸の上に見えるタコメータードリブンギヤの軸もシムが1枚欠品。こちらも部品取りを組み付け。
1mm程度のプレートですが、とても重要な部品です。分解時は紛失しないように気をつけましょう。
クラッチカバー取り付け。 ゴム部品は気になったので純正中古へ交換。
ピストンピン、ローラーベアリングも消耗してましたので交換。
各部品が揃ったので組立て。
次は足回りの整備。
リヤのスプロケハブ。オイルシールにダメージがありましたので交換。
カラーが1個欠品でハブが軸方向に遊んでいましたが、
欠品と思ってたら、、、別の場所(意味のない所…)に付いてました。
ガタ付きの影響か?、カラーが削れて若干薄くなっていたので、カラー製作。
ブレーキパネルの欠品、ダストカバーも調達。
Fフォークのサブスプリングも届いたので、組立再開。
オイルシール、O-リングは新品へ交換。
フォーク取り付け前に、ステムが気になったので分解。
トップ側のステムレースボールが1個多かったようです…。
ステムレースの磨耗、ガタ付きが見られたので交換。
動きがスムーズになりました!
本来のパフォーマンスがしっかり発揮できるように、正規の状態へ戻していきましょう!
内山