目の前のことばかりに追われていたので、少し時間を作って、
あらためて高い位置から見直してみた。
自分はなんのためにお店をしているのか。お店のゴールはどこか。
これには何が幸せかをもう一度考える必要がある。
幸せな瞬間とは、モノを得る、おいしいものを食べる、
ということではない。
もちろんそれらはうれしい瞬間ではあるけど、
本当の幸せは、そのうれしい瞬間を他の人と共感できたかにあるのだと思う。
手に入れたモノを「あ、これいいね!」と他の人から共感をもらったとき、
おいしいものを「おいしいね」という会話をしながら食べるとき。
自分以外の人も一緒に幸せになってこそ、本当の幸せがある。
僕にはヴィンテージバイクの楽しさを知っている幸せがある。
少排気量も大排気量も、オフロードもオンロードも、ツーリングもレースも。
これまでいろいろな方に教えてもらった。
そして、それぞれのバイクのいいところを引き出す整備ができる。
それぞれのバイクの楽しい瞬間を作り出せる。
お店では修理やメンテナンスで預かったバイクも、販売した車両も、
「これ楽しくて良いバイクでしょ~」と胸を張ってお渡ししている。
それに乗ったお客様から、わざわざ連絡をいただくことがある。
「すごく走るようになりましたー。」
と喜んでいただけたときは何よりうれしい。
最近は部品販売したお客様からもご感想をいただけることもある。
喜んでいただけたということは、このヴィンテージバイクの本来の楽しさを
共感できたということ。
この幸せのためにお店をやっているのだ。
だからもっともっと共感を増やしていきたい。
お客様ももちろん、お店に携わるスタッフも増えていけたら。
そんな未来が見えて、視界がクリアになりました。
お店のゴールはもちろんどんどん変化していくでしょう。
しかしながら、あらためて導き出した
ヴィンテージバイクの楽しいところをちゃんと引き出せる整備をすること、
そのバイクの楽しさを共有、共感すること。
この2つの軸は、自分が作ったHPにちゃんと書いてあった(!)
よしよし、自分ブレてない(笑)
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