◆富士重工 ラビット S301BH
大変お待たせしておりますが、ようやく修理に取り掛かれました。
初めて触る車両なので情報収集&手探りの作業です!
出足が鈍く、低速域でのモタツキがあるという症状でお預かりのラビット。
いつものように、不調の時は「点火系・燃料系を疑え!」。
ということで点火時期確認。
フライホイール『S』マーク線とケース刻印線との合いマークが正規の点火時期と推測。
ピストン位置も上死点から少し前なので間違いないでしょう。
しかし現状はかなり遅れており
(下写真)、ほぼ上死点での点火タイミング。
(写真撮り忘れましたが)点火ポイントのギャップが狭過ぎたので適正値に修正。
そして正規の点火時期へ調整。
次は燃料系。 キャブレターを分解・清掃。
ジェット&ガスケット類は交換済みのようでした。
フロートに穴埋め修正跡が見られましたが、内部へのガソリン侵入は無かったのでOKでしょう。
キャブを組付けて、エンジンも無事に始動!
雨が止んだ隙をついて少し試乗を。
出足・低速域のモタツキも改善されたような感じです! けっこースピード出ますね!!
あとはキャブレター微調整、試乗を行って最終チェックです!
色々と経験(修理&試乗)させて貰えて、とても良い環境です。
内山
0 件のコメント:
コメントを投稿