YG1納車整備

 CL77の修理します。プラグの火が飛んでいないので交換します。

キャブレターからのオーバーフローがあったので開けてみるとフロートパンクしていました。交換します。

試乗します。

ウインカーのスイッチの感触がおかしいのと右側ウインカーが点きません。ヘッドライトのハイビームがつかないのも直しましょう。アースはしっかり取れていたのですが、スイッチからライトまでの線が導通したりしなかったりします。

右側ウインカーの球が切れていたので、ショートでもしたのでしょうか。

スイッチボックスを開けてみると絶縁体が正規のものではありません、加えて割れています。ここでショートしたのでしょう。交換します。

スイッチのカチカチの感触がないのはスチールボールのサイズが違うからでしょう。在庫部品から交換します。

これでライト、ウインカー点くようになりました。なかなかの距離を試乗してきました。アイドリングで止まることもなく、高回転までスムーズに回ります。

YG1の納車整備進めます。

錆とガソリンで詰まり切ったコックを地道に開通させます。

つまみ側も外してみるとしっかり詰まっています。苦戦し続けてゴールが見えてきたところ真鍮パイプに大きいひびがあることがわかり今までの時間が無駄になりました。

純正新品に交換します。在庫数が減ってか驚きの高級品です。ステップゴムもボロボロなので交換します。

タンク内は錆が出ています。

奥の方も薄っすらと錆が出ています。錆をとりましょう。

錆取り剤を温めている間にタンク口の水平を出します。水平にしておかないと隙間なく錆取り剤がいきわたりません。

一晩寝かして錆取り剤を取り除いて、洗います。

完全に乾燥させて完成です。

信頼の純正部品で漏れなさそうです。

キャブレターとエアフィルターは店頭展示前に掃除しているので、ブレーキの分解とタイヤ交換して試乗したら納車できます。もう少しお待ちください。

若林