5/22/2019

TL125


◆HONDA TL125
 ・定期点検整備、車両整備

定期点検整備でお預かりのバイアルス。作業を進めております。


まずはオーナー様が気になられている箇所をチェック&修正。

ハンドルを切った際にテールランプが消える症状。
ハンドル付近のハーネスを触ると症状が出たのでチェック。

配線が断線して、ギリギリ端子に触れてる状態でした...。
修正して改善されました!



続いて、エンジンからのオイル滲み。
カムシャフトのオイルシールから漏れていました。


もう一箇所、EX側のタペットカバーからも滲みが見られました。


それぞれ、部品を手配して交換。


タペットカバーのO-リングはIN&EXの両方交換。
ゴムは経年劣化で固く硬化してしまうと漏れの原因になります。


Fブレーキスイッチは断線してましたので新品へ交換。



続いて、定期点検整備を実施。

キャブレター分解。
フロート室の底にサビが溜まっていましたが、状態は比較的良好。


清掃して、各部通路の詰まりが無いことを確認。


エアエレメント確認。
汚れが目立ったので洗浄するとボロボロになってしまいました...。
製作して交換しました。

   

点火系の確認。
ポイントの接点が荒れてましたので修正。

   


点火時期調整。



Fフェンダーがタイヤに干渉するとのことでしたので、ステーを微修正して対応。


F&Rブレーキの清掃。




整備中に気になる箇所が...。
ガソリンタンクにピンホールが見つかり、漏れてきました...。


内部にはコーティングの跡が見られ、その下からサビが浮いている様子でした。


サビ取り完了。
このあと、タンク内コーティングを施して漏れは止まりました。



試乗にて各部チェック中ですが、気にされていたフロントブレーキの効きの悪さが改善されません...。
シューを均して当たり面を確認すると、ごく一部だけ当たっている感じです。
当たりを数回調整しましたが、、、ニュルッと滑ってしまいます...。
ハブのドラムが歪んでいるのかもしれません。


解決できるように努めます。
もう少々お待ち下さい。



内山



0 件のコメント:

コメントを投稿